浦河町地域おこし協力隊活動報告
現在、浦河町では、地域おこし協力隊として3人の方が活躍されております。
今回、隊員の活動を広く周知するため、活動の一部を紹介します。
また、来年2月頃に町民向け活動報告会を開催する予定です。参加をお待ちしております。
地域おこし協力隊とは?
地域おこし協力隊とは、平成21年度から総務省が実施する制度です。 最長3年間、都市部から過疎化が進む地域に移住した協力隊員が自治体の委嘱を受け、地域の問題解決や活性化のための活動(町おこし)に携わります。
活動内容は地域によって様々で、農林業や水産業など一次産業への従事や、特産物を活かした商品開発といった観光振興、デジタル化などの住民の生活支援、交流の場づくりなど多岐にわたりますが、いずれも、活動計画に基づき活動をしていきます。
任期の終了後には、地域に定住し起業や地元企業・自治体などに就職をする方も多く、中には新たな地域で協力隊活動を続けたり、都市部に戻り、地域での経験を活かす方もいます。
 
	  小室 祐紀 隊員
令和6年9月に観光振興を目的に地域おこし協力隊に着任。
仙台出身で、東京や京都など全国を回り、宿泊業や建築業、福祉といった仕事に携わる。
 
	  私の現在の主な活動内容は次の三つです。
一つは浦河町に交流スペース・ゲストハウスを作ることです。大通に交流スペース兼ゲストハウスを作りたいと思い、これから具体的に活動していく予定です。
二つ目はユニバーサルツーリズムの普及です。今年6月にセミナーを開催し、10月3日には優駿ビレッジAERUにて、観光介助士資格取得講習を開催しました。どちらも大勢の方に参加していただきました。様々な人に浦河町を訪れてもらえるよう、普及していけたらと思います。
三つ目は新しいお土産の開発です。現在「ちょこうーま」という名前でペン立て・カード立て・置物を一つ一つ手作りで作成し、AERUと観光協会での販売や、イベント時にはワークショップなどを行っています。機会がありましたら手に取って頂けたら嬉しく思います。
 
				 
				 
	  根来 佑輔 隊員
令和7年4月に教育を目的に地域おこし協力隊として着任。
和歌山県出身で大学時代に社会課題の解決につながる仕事をしたいと思い浦河町に飛び込む。
 
	  私の協力隊活動は主に二つあります。
第一に学習塾の運営です。今月から本格始動し、退任後も地域に根差した塾を継続するため、試験的に非営利で開いています。
第二に外国人児童の学習支援です。放課後の広場で日本の子どもたちと共に学び遊ぶ場を整え、自塾でも日本語学習を支援しています。
今後は、自塾内での定期開催を目指しています。自塾が町の教育と多様な人々の交流を支える拠点となり、地域の活性化に貢献できるよう活動を続けていきたいと考えています。
 
				 
				 
	  千本木 倫子 隊員
令和7年1月に乗馬療育や観光振興を目的に地域おこし協力隊として着任。
英国で生まれ、小学生の時の乗馬体験をきっかけに、馬の魅力にひかれ、馬に関する道を志す。
 
	  「馬の力で、人と地域を元気に」というテーマで、令和7年1月より、浦河町地域おこし協力隊として活動しています。
イギリスで20年以上、馬とともに暮らし「マスターソンメソッド®」(馬の整体法)の日本人唯一の公式インストラクターとして活躍してきました。
現在は「幸せな馬を観光の主役に」をテーマに、セミナーや体験会、馬の歯医者さん講座など多彩な企画を実施しています。
障がい者乗馬やホースセラピーの経験も活かし、馬を通じて人がつながり、笑顔が広がる「馬のまち浦河」の実現を目指しています。
 
				 
				 
             
             
            